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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


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2024/04/20(Sat)14:34

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遅くなりましたが、感謝!!!!!

2016/04/22(Fri)00:17

東西での吉坊ノ会、今回も大過なく勤める事が出来ました。ご来場賜りました皆様には厚く、厚く御礼申し上げます。

「遊山船」と「質屋蔵」。実は当初、「遊山船」をトリに持っていくつもりでしたが、ゲストにご出演くださったボンボンブラザーズ先生は太神楽曲芸、お囃子は常時鳴っているお舞台、そうするとハメモノの多い「遊山船」では雰囲気が似通ってしまうのではないかと、「質屋蔵」をトリにいたしました。「遊山船」は袷の時期の夏の噺、どうやって皆様に一足もフタ足も早い、大阪の夏を感じて頂こうかと考えました。

つい19日にやらせていただきました大阪の演目はまず「三枚起請」。好きな演目ですが、上演に関しては自分の出来には赤点続きで、このたびの4演目で一番稽古していてしんどかったネタでありました。ちょっとは、前に進めたか…な?いえいえまだまだ。
「本能寺」にて師匠の吉朝が使いました「定式幕手拭い(手作り)」、師
匠亡き後、桂米左兄さんがお持ちだったのを今回の「本能寺」上演に際し、兄さんがお譲り下さいました。本当に有難く、嬉しかって舞台で懐から出した瞬間、どっちから幕開けるか忘れました。

「21時過ぎには終わろうと思います」と、楽屋で生意気なこと言いました。終わったら21時38分でした。喋り過ぎました。

多くの後輩が、普段の会より数倍手間のかかることを手伝ってくれました。
準備から当日、スタッフの方々が力を貸してくださいました。
ゲストのボンボンブラザーズ先生。春野恵子サン。
前座に出てくれはった古今亭始さん笑福亭呂好さん。お囃子の皆さん。
ほんまに感謝です。

二次会行く人〜!、と聞いたら皆来はりましたw。これまた感謝。僕が笑倉院(←自室)に足を踏み入れたのは4時でした。何もかもが超過しておりましたm(_ _)m

吉坊ノ会の次回は12月。大阪13日。東京27日。暮れのお忙しいところと存じますが、実は演目は決定しております。そのくらい、今度も気合いを入れて皆様にお送りすると思います。

そして、このたびの熊本や大分、九州での震災。映像で見える景色が自身が経験した阪神大震災と似ていて、心痛むばかりでございます。この数年、お世話になりました九州の皆様は数知れず、今はお役に立たない僕ですが、少しでも、少しでも、皆様が笑顔の時間を増やせるのにお手伝いが叶うなら、馳せ参じたいと存じます。東北の折にも、このブログに書きました。僕らが、今ここで落語をする事で遠くからではありますが、人と人を通じて元気を後押しできればと、感じます。

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