桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


七回忌という6年。

2011/11/08(Tue)21:15

 「亡くなってから、お通夜、葬式、昨日のコトみたいですねー」という言葉に、皆がうなづきながら、「でも色んな事が変わったなー」と、相変わらず吉朝一門は止めどなくしゃべっていました。
桂吉朝という藝に、人に憧れて、7人の弟子が生まれて。
 もっと、師匠に弟子として甘えたかったなあと思う反面、師匠が今もいてはったらこんなに皆頑張ってないよな、とも。詳しくは口に出さないけれど、皆それぞれ同じ志がある。そんな気がします。

 ゲラゲラ笑って、真剣に話し合いして。だいたい毎年この日はそんなことしております。

 長兄あさ吉兄は、仕込みに仕込んだポトフを持参。絶品でした。師匠に供えるのを忘れて食べ尽くしました。…これも、大体毎年ですね。師匠、すんません。

 七回忌公演、一門会ではそんな事も話題になるかと。皆様のお越しを御待ちしております。

…もちろん、17、18日の「吉坊ノ会」も!!!宜しくお願い致します!!!!!
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吉坊ノ会

2011/10/28(Fri)10:40

自宅の窓の外にあった簾が、風で下半分がちぎれてしまいました。まるで芝居のあばら屋の一部分のようです。面白がってまだ吊るしております。

さてさて。

先日は東京 文化放送かもめ亭にて、桂吉坊の会をやらせていただきました。ご来場下さいました方々に厚く御礼申し上げます。秋の噺「狐芝居」と、「崇徳院」の二席。ゲストの松尾貴史さんは「くっしゃみ講釈」、前座にはかもめ亭では一番出番が多いと言われる立川こはるさん「権助魚」、舞台番には講談社講堂での吉坊ノ会でもお世話になりました春風亭朝呂久さん。ことに、こはる、朝呂久のお二人には慣れない「狐芝居」の囃子で違う汗を沢山かかせてしまいました。
僕自身は一日楽しく過ごしましたが、皆様は如何だったでしょうか。

さてさてのさて。

そんな余韻に浸る間もなく、いよいよ大阪「吉坊ノ会」が近づいて参りました。
今回は、11月17日と18日の2日間! 「浮かれの屑より」を初演いたします。ハメモノ(囃子)がふんだんに入る賑やかさに加え、噺家自身も暴れ回るという、毎月やっている【さばのゆ】では不可能な噺でございます(笑)。初日は「まんじゅうこわい」、二日目には「どうらんの幸助」と、二席とはいえ濃いぃ感じに仕上がっております。

そして、桂雀松師匠(17日)林家染丸師匠(18日)をお迎えしましての二日間、前をつとめてくれるのは、桂佐ん吉(17)桂吉の丞(18)!ご期待、そしてご来場賜りますよう、心よりお願い申し上げる次第でございます!

吉坊 拝

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ご案内

2011/09/08(Thu)16:37

創元社『上方伝統芸能あんない』堀口初音著 インタビュー → 片岡愛之助(上方歌舞伎)、桂吉坊(上方落語)、豊竹英大夫(文楽)、大槻文蔵(能)、善竹隆司(狂言)、旭堂南左衞門(上方講談)、京山小円嬢(浪曲)、山村若(上方舞) の他、盛りだくさんの上方芸能ガイドブックです。僕も落語のページで色々。10月20日発売予定、よろしくです。

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ですって!?

2011/08/23(Tue)15:53

何が、て。どういうわけか、もうすぐ30才になってしまうのですね。僕は認めてないのですが30年生きてるのは確かなのでございますよ。だから何、て。

10才の時は小学4年生でした。西宮に住まいする僕は、典型的なトラ吉少年時代を過ごしておりまして、当時「巨人にさえ勝てばいい」という欲の無い心で、阪神帽をかぶって学校に通ってました。当時の将来の夢は、たしか大工でした(野球選手ちゃうんか)。あの頃覚えているのは、担任の先生が、巨人ファンで(僕が生まれて初めて出会った巨人ファンでした)、毎日悔し涙しておりました。ホンマにあの頃の阪神は…弱かった(涙)。

20才の時、僕は内弟子でした。成人式は有りましたが行きませんでした。20才になったからって変わる事はナーンにもありませんでした。むしろ、20才やから認められる事より、かえって自分がガキだという事を思い知るばかりでした。
当時の夢は「内弟子を早く明けたい」。…不肖な弟子でした。

それから10年、泣いたり笑たり出会ったり別れたり呑んだり呑み潰れたり、めまぐるしく時は過ぎまして現在に至ります。未だにガキです。
おかげさまで、落語家です。
これからも、落語家です。

やりたい事が沢山ある、逢いたい人がいっぱいいる、

20代最後に花火挙げるとか、そんな事も無いですけれど、やっぱり一つ一つの舞台も、一人一人の出会いも、大切に、ほんでもって楽しくいたいなあと思う、早くも秋風の気配のする今日この頃でございます。

前向きなこと書いたつもりが、年よりくさいですね。「秋風」て、入れたからかな。

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今年も、揃い踏み

2011/07/26(Tue)00:20

  毎年恒例の徳本寺スペシャル。今年は「光と影のココロだ」というわけで、七度狐を。
今回はいつにない上の兄さん3人のやる気の高さ(笑)に引っ張られました。いつも、落語のあとに何か趣向をというので、一門が頭を揃えてひねるのですが、集まるたんび、なんか心躍ると言いますか、特に今回は「真剣に遊んだ」という感じでして、やってる我々が実は一番楽しかったのではないかと。お客様にはお楽しみいただけましたでしょうか?

恒例の打ち上げのカレーが、年々余るのを「…皆オッサンになったなあ」と思わんでもないですが(それでも皆どんぶりに2杯くらいは食べてるのです)、あいかわらず話の内容はアホげな話で始終盛り上がっておりました。


今年は師匠の七回忌。追善会は東京・大阪で開催されます。桂吉朝を思い出していただいたり、ご存じない方も、興味を持っていただければと嬉しいです。僕らの中の、決して浅くないところに存在する師匠のDNA。追善の会では勿論僕らも落語をさせて頂きます。
ご期待いただきたく存じます。

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