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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


2月13日

2011/02/14(Mon)16:37

 4匹、一緒に住んでいた猫のうちの3匹目が朝に亡くなりまして。22才くらいですね、5月の生れで僕が小学校の2年くらいの時に生まれてますからね。長い付き合いでした。よくぞ今日までと、お礼を言いました。遺された一匹は寂しいかもしれませんが、まあきっと4匹分の愛情を一身に受ける事でしょう。そのせいか、最近だんだん太りましたからね。猫が20年超えて太り出すのもどうかと思いますが。いづれの猫も、僕が仕事に行く日の、仕事に行く前一足早く旅に出ます。きっとスケジュール見とるんやろね。今回なんか、前後日に仕事無いもの。複雑やわ。泣く間を与えない、大往生のプロと言いたい。
越前市、前に伺ったのは5、6年前。まだ武生市でした。かにツアーの団体さんに囲まれて出発、うらやましー。僕ら日帰りよ、カニの顔なんか見た事無い。どれが顔かわからん。武生駅までは約2時間、ツイッターには沢山の、猫に対するご弔辞を頂き、有り難いなあと思いながら暫しのうたた寝。
目が覚めると、もうボチボチ到着の予感。何時ですかいなとiPhoneを手に取って異変に気がついた。

電源がつかない。

ん?

つかない。


いやいやいやいや! んなあほな。
落としたか? 落としてない。
水没? 寝てた寝てた。
窒息? iPhone呼吸してた?
…猫様ご逝去で殉死?! いやいや、お前ウチに来たの今月よ!色々やらかして、去年の秋に買ってから3代目、もとい3台目ですよ!つぶし過ぎ!そういうことやなくて!

えらいこっちゃ。楽屋でMacBook出してきて同期。。。しない。コンセントで充電。。反応なし。

とりあえず、パソコンから今日電話するはずだった人に連絡を、、、WiFi圏外!!!

越前市文化センターでの落語会は、お客さんも沢山ご来場でとてもいい会でした。いきなりですが。僕自身は、精神的な動揺より、唇の上下二カ所が乾燥とかで割れてて、できれば口を開けたくない状態で(笑)、横に開けずに縦に口を開ける事を心がけたら、普段より声の出方が良かったりなんかしまして、転んでもただでは起きない「ふぐ鍋」でした。
帰りのサンダーバードはトリの米二師匠にお酒から肴から皆ご馳走になりまして、それでいてまだ7時台に大阪に到着。4人で一升でした。

さてここからですよ、僕はそのまま心斎橋Appleに直行。もう二階への階段を飛ぶように上がりまして、スタッフさんにとりあえず現状説明。
「リセットはしてみました?」
「何ですかリセットて」

リセットしたら(してもらったんですけど)、リンゴマーク出た!このとき初めて吉坊は『困った時の再起動』に加えて『リセット』が記憶されました。

ところがでございます。その直後、パスコード入力の画面と、リンゴマークが交互に出現。
「こんなん出ましたけど」
「…!」
簡単に申しますと、システムのバグ、なのだそうです。こうなると、パスコード画面が奇跡的に有効にならない限りデータの取り出し不可、初期化しか助かる方法なし。
ここからのスタッフさん、凄かった。
同期させていたデータをパソコンで確認、必要な物が残ってるとわかったのでiPhone初期化、データを写してそれをまたパソコンに入れてシステムバグの原因まで同期したら行けないのでデータは取り出しといてもっぺん入れ直して…ともう、今さっき「リセット」を初めて知った人間にはついて行けない事が進んで行きます。でも、その都度説明してくれはるのは、ものすご分かる。トランプゲームを見てるような(分かりにくいですね、すみません)、そうこうしているうちにババ(ジョーカー、いわゆるバグですね)抜いて、iPhoneのデータ確認、完全復活!
思わず二人でガッシと握手でした!アメリカのドラマか!見た事無いけどそんな感じの喜びの表現や!
そのあと、iPhoneのバックアップは今回こうしてパソコンがしているけども、このパソコンのバックアップはどうすべきか?という、我ながら今迄よく何事も無かったね、という質問をして、外付けハードディスクをこれまた1からやって頂いて(おんぶにだっこ)、パソコンの扱いの色々も教えてもらって、もうメチャクチャお世話になりまして、帰り際に名刺くれはったのですが、あまりの嬉しさに落語会の「吉坊ノ会」チラシを渡しました。
電源を入れっぱなしにしていると、キャッシュ(でしたっけ?)という、データの埃みたいなんがたまるのやそうで、たまりにたまると、今回みたいなことが起こる原因の一つになるらしい。電源を切るとそれが掃除されるそうです。なるほどー。困る前にも再起動、ちうわけか。

ほんま、失礼な話ですが技術は当然の事として、それを伝える意思疎通に温かさのある事に感心しました。伊達じゃねえな、アップル。

で、復活したiPhoneが「まだ22時前ですよ」なんか言うもんですから、そのまま呑みに行きました。

帰って、箱の中で花に囲まれている猫をなでました。

長い一日でした。
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