2025/02/10(Mon)09:58
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2017/05/23(Tue)11:39
さわやかな、というより夏のような暑さです。
お世話になっております山村流 舞扇会。今年は4世宗家 山村若 二十七回忌 と言うので、ゆかりの演目が並んでおりました。4世宗家の年譜の作成に、少し関わらせて頂き、当時を覚えておられる方から、直接お話を伺うのは、当たり前ですが少なくなってくる訳で、こういう記録が遺されているのは大切だなあと思ったりします。同時に、人から人へと其のエピソードも含めて言い伝えられていくのも、大事な事と思います。
92歳の山田庄一先生と先日、楽屋で先日の朝日新聞に掲載して頂いた「新編 上方風流」についてのお話から、本家?上方風流のお話をば。矍鑠としておられる、その眼光の鋭さ記憶の膨大さ。もうアカンワ、と言いつつ昨日は三合呑んだと笑いながら仰るのは、いやはやお若い!
我々もはや孫世代の者に、もっと、期待やハッパをかけたいお気持ちであろうなと思ったり。うちの師匠の13回忌には、もうそないなるんかと。幕間の短い間ではありましたが、もっと先生にお伺いしたい、例えば文章に残らない(遺せない)しょーもない裏話なども訊きたくなりました。
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No.239|受付無し|Comment|Trackback
2017/04/15(Sat)08:23
すっかりお久しぶりの更新です。
吉坊ノ会、無事に大阪は近鉄アート館、東京は渋谷伝承ホールと、やらせていただくことができました。たくさんのご来場賜りまして、ありがとうございました。
久しぶりの「口合根問」でしたが、色んな所でやれるようにしたいと改めて思いました。
今回は「べかこ」「雁風呂」「宿屋仇」と、旅の噺が東西ともにありましたので、上方唄「西行」という曲を舞わせて頂きました。どちらかというと、渋い感じの曲ですが、最後にシャレが利いてて少しフフと笑う、そんな感じです。そう見えたかどうかは別ですが。本番で遣うお扇子(天一本観世)を今回、山村友五郎師がお貸しくださいました。同曲でご自身も使うておられたお扇子を使わせて頂くのは嬉しくも「ゼッタイ落とされへん」と、別の緊張がありましたのも事実です。
ちなみに、友五郎師とは五耀会の公演でご一緒させて頂いておりますが、4月19日池田落語ウィークにおきまして、「チャリ舞いろいろ」と題しましたトークでご出演頂きます。僕は踊りメイン、友五郎師は喋りメインという、どういうこっちゃねんという会ですが、それはそれ、どうか皆様ご来場くださいませ。
No.238|受付無し|Comment|Trackback
2017/01/14(Sat)13:02
暮れのご挨拶もせぬまま、そして新年も明けて二週間。
皆様、大変ご無沙汰してしまい申し訳ありません吉坊です。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、去年は「弱法師」そして「淀の鯉」で挑んだ吉坊ノ会。たくさんのご来場誠に有難う御座いました。陰々滅々たる一席で、ほんまにすんませんでした。どの落語もそうですが、やり続ける事で今後、どのように変化していくのだろうと、自分でも考えながら練り上げていきたいです(でも、そうそうはやらないと思います)。
今年も、吉坊ノ会はございます。
なんと、日にちだけは既に決まりました!!!
大阪公演(近鉄アート館)
4月4日
11月15日
東京公演(渋谷伝承ホール)
4月12日
12月1日
皆様、どうぞお楽しみに!春公演は、目下、番組制作中です。
No.237|受付無し|Comment|Trackback
2016/11/03(Thu)18:39
師匠の命日が近づいてきました。毎年この時期になると、いつもより余計に師匠の事を考える時間が増えます。
「弱法師」をやると決めました。
圧倒的な力不足は、分かっています。手こずるとか、手強いとか、そんなレベルどころか世界が違うくらいに思います。あの頃の師匠の姿ばかり思い出されます。「壮絶」とよく言われますが、全く逆だと僕は思いました。
そのもっと前、神戸の稽古を終えて、ぼそっと「弱法師はもっぺんやりたいと思うねん」と言わはった各駅停車の帰り道。
その数年前、太融寺で観た初演。
文楽劇場から病院へ戻り、「ナハハー」と笑った事。
翌日、ものすごく清々しい顔だった事。
記憶とのたたかいです。
No.236|受付無し|Comment|Trackback
2016/09/01(Thu)11:27
わしゃ気を紅葉 鹿と聞きたいぬしの胸
昔の人の言葉の美しさ多様さに感じ入ります。
さて先日、年に一度の誕生日がやって参りまして。たくさんの方々からお祝いのお言葉など頂戴し、恐縮でございます。毎度の事ながら、祝われ慣れてないのでアタフタしているのに無愛想になります。この素直でない気性は何なのでしょう(とても感謝しております)。
そして、早や9月となりました。
やるべきことと、やらなあかんことが山の如くですが、おろそかにせずに一つ一つを大切にしたいと思います。
No.235|受付無し|Comment|Trackback