さわやかな、というより夏のような暑さです。
お世話になっております山村流 舞扇会。今年は4世宗家 山村若 二十七回忌 と言うので、ゆかりの演目が並んでおりました。4世宗家の年譜の作成に、少し関わらせて頂き、当時を覚えておられる方から、直接お話を伺うのは、当たり前ですが少なくなってくる訳で、こういう記録が遺されているのは大切だなあと思ったりします。同時に、人から人へと其のエピソードも含めて言い伝えられていくのも、大事な事と思います。
92歳の山田庄一先生と先日、楽屋で先日の朝日新聞に掲載して頂いた「新編 上方風流」についてのお話から、本家?上方風流のお話をば。矍鑠としておられる、その眼光の鋭さ記憶の膨大さ。もうアカンワ、と言いつつ昨日は三合呑んだと笑いながら仰るのは、いやはやお若い!
我々もはや孫世代の者に、もっと、期待やハッパをかけたいお気持ちであろうなと思ったり。うちの師匠の13回忌には、もうそないなるんかと。幕間の短い間ではありましたが、もっと先生にお伺いしたい、例えば文章に残らない(遺せない)しょーもない裏話なども訊きたくなりました。
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