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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


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2025/02/23(Sun)16:26

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トラらしく。

2010/01/06(Wed)23:48

今年も新年をば、体無事に、雪降り注ぐ某野外で迎えました。
新年明けましてから、一日たりともアルコールの抜けない吉坊です。ちなみに明日は七草粥です。今年は特に、この七草粥のありがたさを身に沁みて頂けるのではないかと思っております。

元旦は繁昌亭で初仕事でした。2日は動楽亭で一席ののち、サンケイホールの新年御挨拶。翌3日はそのサンケイホールで米朝一門会の出番を頂戴し、各日いずれも打ち上げに参加し、4・5日は舞台は無かったですが宴会には参加し、本日は動楽亭の後は御稽古に伺いそのまま、自然な流れで新年会へ。正月はいいですねえ(いつまで正月のつもりか分かりませんけど)。

しかし、浮かれてばかりもいられません、いよいよ今月16日は山本能楽堂で昼夜で落語会です!
14:00~「吉坊ノ会」
18:30~「スイーツ寄席 キッチュ編」
今回は昼夜で全く色の違う会が出せたらなあと思っております、と言う事は昼夜お越しになることを無茶苦茶おすすめします!!!
また、東の方では9日に日経ホール、そして24日はこれも昼夜でらくごカフェにて落語会をさせて頂きます。

京都では、久々に長唄の杵屋禄山・禄丈のお二人をゲストに迎えてのCOCON烏丸落語会です(30日)。あのCOCONの響きのよい会場で、どんな演奏が聴けるのか、僕自身も楽しみであります。

今年も、楽しい噺を聴いて頂けるように心します。

本年も相変わりませず、よろしくお願い申し上げます。

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No.96|受付無しCommentTrackback

帰ってきました。

2009/12/18(Fri)22:46

なんか、何日間も行ったように書いてますが、昨日から東京行って今日の昼には御稽古に伺うために大阪帰ってました。全日空寄席、来年以降に放送予定らしいです。 「寄合酒」をやらせて頂きました。放送は2席づつとかですが、会そのものは普段の落語会と変わらず、やはりそこで出させて頂いたからには僕の思う前座らし く明るく(その気にならないでも大体明るいですが)、元気よく(大体元気が空回り)、きっちり(かんでましたが)、やらせて頂きました。

今 回は、大阪より東京の方がぬくい気がしました。そして帰ってきた我が部屋に暖房は無く、ただいま服を5枚ほど着まして、布団を敷いてその上に正座してこの 記事書いてます。寒いです。それより、なぜ暖房が無いのか自分でも分かりません。ちなみにクーラーは数年前に壊れてから使っておりません。

産経新聞に、『新上方風流』という連載が始まってます。お知らせが遅くなってしまってすみません。大胆な名前ですが、今のところ米朝師匠、そして米左兄さんとの座談会が気軽に進んでいます。これからどんなことになるのか、楽しくつとめさせて頂きたいです。

つくづく、今の自分がこうしておれることは、師匠をはじめ大師匠、数えきれない先人の延長線上に居させて頂いているおかげなんやなあと、いろんな先輩師匠がたのお話を伺うたびに思います。
昨日習ったから今日ものになるという単純なことではなく、その積み重ねが連なり繰り返され練られていったものが藝となるのではないか。そんな事を考えます。
ま、それはそうと、もっと稽古と大掃除をせないかん今日この頃であります。



No.95|受付無しCommentTrackback

合流

2009/12/07(Mon)15:11

昨日6日は、ピッコロシアターで吉朝一門会でした。
僕は、夕方から別件のお仕事頂戴していたので、初めだけ楽屋にちょっと顔出してました。一門が皆揃っている楽屋に行くとホッとします。一門が揃うところはどこでも家、仕事が終わって、一門が集まる師匠の家に合流。いつもお世話になっているお寺さんからカニプレゼント、冬の恒例鍋会は今回も爆笑と満腹のうちにオヒラキ。感謝。
師匠のおうちには、一門の集合写真がその時々撮って飾ってあるのだけれども、それを見ながら佐ん吉ひとこと。「皆ちょっとづつ大きなってますよねー」お前が言うな(笑)。一番大きくなったのは彼のお腹です。お腹の出世頭。
吉の丞は輝き賞を取った後の仕事が舞台番やったり、相変わらず「植木屋になりたい」と筆頭がぼやいたり、様々ですが、今年も一年皆それぞれ良かったんじゃないでしょうか!まだ12月は残っているけども、とりあえず年明けに新年会をすることで一門のミーティングは終わりました。

No.94|受付無しCommentTrackback

目まぐるしきは

2009/12/06(Sun)00:46

師走なり。

先月27日のタユタウまん坊ではくっしゃみ講釈初演の後(御来場下さった皆様に於かれましては厚くお礼申し上げます)、朝までの打上げを経て翌日東京へ。12日にやらせて頂く星時計さんの落語会、もともと月島の同じ会場で前から落語会をなっていた扇好師匠の落語会にお邪魔しまして。月島名物にレバーフライがあるという衝撃の事実を土産に帰阪、翌29日は京都にて二代目杵屋勝禄襲名公演に。同月15日に襲名なさった二代目杵屋東成師匠と、双子でほぼ同時襲名という、なかなかこういう事は珍しい慶事です。両日とも、華やかな中に当代師匠の人柄のにじみ出る、あたたかい演奏会でした。
さて、その後も落語会の下見とか、ABCに米朝師匠の収録について行かせていただいたり、そうしているうちに12月4日は、東京で能の宝生流シテ方である辰巳満次郎さんの、それこそ満を持しての第一回満次郎の会。開演前から打ち上げ(やっぱり朝方)まで大盛会、素晴らしい会でした!
そして翌日朝の新幹線で大阪に帰って、粟谷明生さんの指導なさっておられる阪大喜多会自演会に。皆さん落ち着いて、でも溌剌としてはる(全員年下なのは己の年齢に気がついて愕然ですが)のが、気持ちの良い舞台を拝見しました。残念ながら途中で失礼、千里中央でもっと溌剌としていらっしゃるクラリネットの北村英治さんのコンサートに伺わせて頂きました。このかたの舞台は凄いです。尊敬します。

さて、明日は(もう今日ですが)、以前にもご紹介させて頂きました味方玄さんの テアトルノウ 『屋島』です!
どうぞ皆様、京都観世会館へ!!

そして、出演情報がこっそりアップされ続けてますので、どうぞ吉坊の出演落語会もよろしくお願い致します(なんで ついで やねん)

No.93|受付無しCommentTrackback

思うとこあって

2009/11/30(Mon)12:08

「弱法師」を聴いている。

やっぱり、涙が出てくるのだが、あの折の緊張感が下座の景色と共に甦る。
「壮絶」では決して無い、そんなものはとっくに超えてしまった人が、あの檜舞台に居てはった。

No.92|受付無しCommentTrackback