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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


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2025/02/11(Tue)11:26

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追い込み…?

2015/12/28(Mon)19:13

何やら、年の瀬とも思われぬ暖かさを感じる今日この頃ですが、それでもやっぱり数日経てば新年です。先日26日は、繁昌亭で仕事納め。
「三金・吉坊二人会」、三金兄さんからお声をかけて頂いたこの会も4回目と言う事で、今回は二階席までお客様がお入りになる大入り、ご来場ありがとうございました。
僕はネタだしでの「たちきり」。この演目の表記は「たちぎれ線香」が多いのですが、師匠の吉朝が「たちきり」にしておりまして、理由を師匠から伺い、その通りやなあと思いまして同じ表記にさせて頂いております。そして「ふぐ鍋」と、寄席の踊りと言う事で「五段返し」というお芝居の通しを3分でご覧いただくと言うようなものを。
来年は、仕事始めは繁昌亭初席。18時の部に出演しております。まだチケットは発売中でございます、どうぞお正月、年賀状を読み終わったら繁昌亭で初笑いなんぞいかがでしょうか。

そんなこんなのこの一年、たくさんの方とのお別れ有り、しかしまた、多くの方々との出会いあり、皆様本当にありがとうございました!
来年も、たくさん高座に現われて、皆様の前で一席申し上げられますように!
ブログはもう少し、マメに更新しますように!

よいお年をお迎えください。
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No.229|受付無しCommentTrackback

年の瀬

2015/12/12(Sat)10:12

あっという間に今年もわずかとなりました。

東西吉坊ノ会、大阪・東京公演ともにたくさんのご来場を賜りまして、本当にありがとうございました。大阪では「身替り団七」と「三十石夢乃通路」、東京では「親子茶屋」「三十石夢乃通路」とを上演しました。「三十石…」は、東西ともに60分の高座となり、長時間ご辛抱頂きまして申し訳ございません。なかなか、今後このネタをコレだけの時間をかけてやらせていただく機会は、自分の会をのぞけば滅多に無いのではないかと思います。それだけに、丁寧に、しかしダラダラせぬようにと心がけましたが、、、長いもんは長いというのも事実であります。
「身替り団七」は、新たに人物を加える事で、逆にストーリーをはっきり運ぶようにしました。まだまだ、色んな方々にお聞きいただき、進化させたいと思います。「親子茶屋」は、今の僕の親子茶屋ですので、まだまだ…なところも多々あり、精進したいと思います。

ありがたいことに、来年の吉坊ノ会も4月9日東京、4月19日大阪と決まっております。どうぞ皆様にお楽しみ頂ける演目、内容をと思いますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

そして、この更新のとてつもなく遅い当ブログにおつきあい頂き、すみません、ありがとうございます。今年中にもう一回くらい更新…したいと思っております。

No.228|受付無しCommentTrackback

目の前に

2015/11/22(Sun)22:47

吉坊ノ会が迫って参りました。いつものことですが、誠に焦っております。

あまりの余裕の無さに、何を書いていいのか分かりません。

先日は師匠と奥さんの法事がありました。師匠は十年。奥さんは四年。久しぶりに弟子7人揃いました。またこれから違う十年なんやろかな、とも思います。

また今日は、3月に亡くなられた米朝師匠が出演の「カモとねぎ」という映画を、宝塚映画祭にて拝見、その後にトークに出演させていただきました。大師匠43歳のときの映画です。小沢昭一先生も出ておられますが、秀逸な「業者」ぶりでした。あんな「業者」見た事無いのに、如何にもそう見えるところが凄いと思う前に笑うてしまいました。

しかし、自分があと十年しないうちにあの頃の米朝師匠と年齢だけは同じになるとは、なんとまあ恐ろしい。まずは一つ一つ、一日一日を無駄にせぬように、風邪引いたりしないように。精進したいと思います(会の直前にして今更ですが)。


きっと、またブログの更新をさぼりそうな気もするので告知をば。

12月12日もお世話になります、トリイホールのインフォメーション12・1月号の表紙に出していただけるそうです。中学の頃から通ったトリイ寄席=トリイホール。とてもありがたいです。楽しみです。

No.227|受付無しCommentTrackback

発売はじまりました。

2015/09/30(Wed)11:25

「吉坊ノ会」いよいよ、東西ともに発売を開始しております。

大阪の会の方が、プレイガイドがたくさんあり、席が分散しております。どこのプレイガイドが特に良い席!ということもないようですが、まだまだお席があることは確かでございます。

東京は、イープラス、そして大有企画でもお取り扱いしております。どうぞよろしくお願いいたします。

そして、11月29日15時から、「上方道中双六」と名付けての公演が中之島公会堂中集会室にてございます。上方舞 山村流 山村光さんと、初めて共演させていただきます。僕は東海道を題材にした「抜け雀」、光さんは「道中双六」という上方舞にて、おたのしみいただきます。こちらも発売中ですので、皆様どうぞお越し頂きたく存じます。

No.226|受付無しCommentTrackback

ご無沙汰をば。

2015/08/19(Wed)23:49

すみません、ブログを始めてから、「ブログの更新が遅い」といつも言われ続けて早や幾年…。
辛抱強く見守ってくださる方々には重ね重ねお詫びを申し上げる次第です。

6月の繁昌亭の一週間から、更新をしていませんでした。すんません。

その前からパソコンがクラッシュし、修理に出したら新品で帰ってきまして、音源が全て吹っ飛びました。
iPhoneクラッシュは慣れてますが(困りますが)、正直今回の被害は甚大でございます。

7月は、経堂さばのゆにて、吉坊一人会5周年と言う事で、毎日ゲストを御迎えしての一週間興行をさせていただきました。ちなみにこの5周年に関しては、特別号?冊子を製作中でございますので、皆様に是非お手にとっていただけますように。
7月と言えば徳本寺。今年もたくさんのご来場で、本当にありがとうございました。来年も、ある、と思います。スケジュールは確認したので。

先月から今月にかけて、上方歌舞伎若手の会「晴(そら)の会」が近鉄アート館でございました。出演の片岡松十郎さん、片岡千壽さん、片岡千次郎さんは上方歌舞伎塾第一期卒業生の名題の方々。初舞台も、年齢もほぼ同じの方々の会で、縁あって落語をもとにした御芝居の台本を書かせていただきました。
御稽古から本番、かかわらせていただいたことは、僕にとりましても大変にええ経験させていただきました。
ちなみに、こんげつ22、23日には、国立文楽劇場におきまして、「上方歌舞伎会」にお三方ともご出演です。ぜひぜひ御運びくださいませ。

悲しい事も多々ございました。
つい最近で申しますと、源大夫師匠、加藤武先生、ロイヤルホース關さん…。
加藤先生は、最後の会になりましたお江戸日本橋亭。楽屋に伺うと袴を付ける前の黒紋付の尻からげ、定九郎かと思いました。「義経みちのく送り」「八世市川中車」。楽屋で豪快に笑い、秋の御芝居「すててこてこてこ」の話、「最近米朝さんのCDを聞くんだよ」という話から「生きてる時はさ、ヨォヨォってほめてばっかりでさ、もっと訊いときゃ良かったなあって思うんだよ。年寄りの話は聞かなきゃいけないよ。…(ふと間があって)、俺のは聞かなくていいけどさ」なーんて、イエイエそんなことないです、とか言うて笑ってはったのに。まだまだ、まだまだ聞きたい事だらけでした。もうすぐ三七日ですか、でもどこかで信じられないです。
ああ、なにやら長文になってきました。

今月は、落語以外のことも多くさせていただいてます。上方舞、文楽の司会、鼓、、、道頓堀盆踊り(←なんと、ギネス世界記録更新、2025分の1になれました)!
二十五日の天神寄席では「浮かれの屑より」(サゲを新しく考えてみました)、寄席の踊りとして「ずぼら」をば。


生きてる限りは楽しんでいただき、そして生きる事を楽しめれば、いいなあと思います。

秋の吉坊ノ会の、詳細告知がもうすぐできそうな今日この頃。
まだまだ暑い日もあるようです。皆様、お体くれぐれもご自愛くださいませ。

No.225|受付無しCommentTrackback