今日、稽古が終って、初めて訃報を聞いた。なんてこった。深く。しかし、明日知らないよりも今日知って良かった。
文楽劇場で、山村流の会にお邪魔すると、楽屋の暖簾の向こうに必ずいらっしゃったのが昨日のことのようだ。10月にお会いした時には、黒紋付で悠然としていらっしゃり、御挨拶にあがると「隣に(若さんがたが)いてまっさかい」、てなこと言ってはったこととか、楽屋でお菓子貰ったりしている僕を笑顔で見て下さっていたり(どんな噺家や)、赤の靴(NIKEやったように思う)履いてはってびっくりしたこととか、僕の中には舞台も含めて数えるほどしかお会いできなかったけれども、何やら、とても寂しい。
御葬式に、伺えなくてすみませんでした。
ええとこへ、おまいりされますように。 合掌。
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