妙な日本語になっております。
師走に早くも手が届こうかと言う時分ですが、吉坊のホームページにリンクをして頂いてます、能役者味方玄さんの舞台が12月6日14時から、京都は観世会館にて催されます!
第20回 テアトル・ノウ『屋島』
20回てな、簡単なようですがなかなか出来る事じゃございません。その記念すべき今回でもあります。
屋島という能の中では、源義経の亡霊があらわれ、屋島壇ノ浦の合戦を物語るところが、特に注目見どころになっています。いわゆる勝ち組の源氏である義経ですが、ご存知のように兄頼朝から追われる身となり、あまり良い最期は迎えていません。壇ノ浦の合戦は、義経が弓を取り落とすも、それを再び取り返す、その様が語りとともに鮮やかに浮かびますが、やがて夜明けとともにその姿は合戦の景色もろとも朝の光の中に消えてしまいます。その美しさの後に残る寂しさが、見ていて「ああ、ええなぁ」と思うのです。
味方玄さんは、この屋島の主役(シテ)である漁翁・源義経をつとめはります。
他にも、能の一部分をええとこどりした「仕舞」、そのええとこ取りにさらにお囃子をつけた「舞囃子」、そして、今年文化功労者になられました片山九郎右衛門さんの独吟「近江八景」(←落語ちゃいますよ)があります!
年末の大一番、一度ご覧になってみては如何でしょうか? いえ、ぜひともご覧くださいませ!
お問い合わせは、京都観世会館075-771-6114 まで!
PR