6月13日、動物園前にある動楽亭で、「吉朝一門大集合」と名付けた落語会、無事にお開きになりました。100人という限られた中、また雨の中をばご来場いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。
「何か特別な日だったのでしょうか?」というお問い合わせがありましたが、全く意味はないです。単に、一門のスケジュールが空いていたので初めは皆で、昔から恒例の「一門鍋会」の予定でしたが、せっかくなので一門会をやらせていただこうという、実に不純な動機でした。
おかげさまでこうして吉朝一門7人(そして吉弥兄のお弟子さんも合わせると総勢9人)、皆違うカラーがいつの間にかついて、こういう会をするのに、兄弟弟子と言うのは色が似通って7人も出るとだいたいそっくりに見えたりするのですが、回を重ねるごとに皆バラバラで(笑)、出番組の苦労はしたことがありません。ある人が、七色の藝を持ったうちの師匠の色をそれぞれが引き継いだ、ということを言って下さったことがありました。まだ師匠の一色には届かぬとも、そう言っていただけることが有難いことだとつくづく思います。
「動物園」 吉の丞
「若旦那とわいらとエクスプレス」 しん吉
「酒の粕」 あさ吉
「いらち俥」 吉弥
「蛇含草」 佐ん吉
「西郷どんと吉坊どん」 舞「紀伊乃国」 吉坊
「皿屋敷」 よね吉
…そんな感じで。僕のは、まぁご来場の方だけの秘密でここには書きませんが、西郷輝彦さん、ありがとうございます。
楽屋内は、いつも通り、「家」みたいになってました。
てなことで、今一門全員、うちの師匠の奥さんとかと、とある場所で吉朝一門大集合宴会の部、開演前のブログアップです。
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