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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


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2025/03/16(Sun)19:13

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ななくさ

2014/01/07(Tue)23:54

新年あけましておめでとうございます。呑んだくれているうちに(少し嘘です)、早や七日が過ぎようとしています。
旧年中はご贔屓また、沢山のご来場を感謝申し上げます。

本年も、日々笑進と心駆けてゆく所存でございます。

ここ数年、歳の境目を丹波篠山におります。
年明けの「翁」を拝見し、心新たに新年を迎えられる事に感謝しております。
その後、武庫之荘にご挨拶。大師匠、今年はこの元旦、そして二日のサンケイホールの楽屋でもご機嫌麗しく、不肖な孫弟子ではありますが、嬉しくまた、一年気合いを入れていこうと思い立つ日でもあります。
そして、元旦の初席の出番が初仕事。めでたく高座に出して頂けるという事は、この日ばかりでなく、いつも思わないといけないと思いつつ、降りてくるとお正月というので楽屋にあるお酒を頂いて大変に嬉しいものです。
その後、新春のご挨拶に伺い。アッという間にお正月は七草、十日戎とすぎていく。あいだに毎月八日の、師匠の月命日もやってきます。
十日戎は入門日。平成11年、ちょうど其の日が岡町落語ランドでした。楽屋で「よし、お前は今日が入門日!」(その次の岡町落語ランドで、僕は初舞台を迎えます。トンデモナイ出来の初舞台を)。

今年は、初めての近鉄アート館での4月6日吉坊ノ会、19日は東京渋谷伝承ホール、大きな落語会がございます。

1つ1つの高座、言葉、皆様にお会い出来ることを大事にしたいと思います。

本年も、宜しくお願い申し上げます。

桂吉坊

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No.198|受付無しCommentTrackback

もうそこに

2013/12/28(Sat)14:55

あらたまの歳が、手にとれそうなくらい、押し詰まってまいりました。

本年も、このブログは勿論、ホームページ、何より足を運んでご来場くださった皆様には厚くお礼申し上げます。一年間、こうして無事に振り返る事の出来る有難さを思い乍ら居ります。

来年は、

4月6日 近鉄アート館

4月19日 渋谷伝承ホール

で吉坊ノ会をやらせて頂く事と成りました。
大阪は繁昌亭から、杮落し仕立ての近鉄アート館という事で、なお一層気張らせていただきます。
また、東西ともに、「柏木」という源氏物語を元にしました、本田久作さんの作品を上演させて頂きます。もちろん、源氏物語を知る人も知らない人にもオススメの一席に成っております。
どうぞご来場の準備を今から(笑)して頂きたいと思います。

来年も、楽しい落語を皆様の前でやらせていただけますことを、皆様に楽しんで頂けます事を願って!

元旦は繁昌亭に出ております!

では皆様よき歳をお迎えくださいませ!

吉坊 拝

No.197|受付無しCommentTrackback

12.3

2013/12/03(Tue)16:35

ありがとうございました、と、舞台から降りると、まず三味線・太鼓の人、舞台袖にいる人に言う。楽屋に帰って、もしくは楽屋を回って共演者にありがとうございました、と言う。
入門して、舞台に出るようになって直ぐに習った事のうちの一つ。

こないだ、1人で行ってる仕事で、終わって誰もおらぬ楽屋に帰って「ありがとうございました」と言うていた。

おや?僕は誰に向かって言ったのだろう。暫く考えて、これは自分であり自分を通り抜けて何かしら目に見えては居ないけれど、言葉にするなら藝の神様みたいなものに対して言ったのだろう、またそうで有りたいと感じ、はてさて、僕は言葉をちゃんと大事に扱っているか、当たり前に口に出している言葉の気が抜けてないかとドキリとした。

師走、師走。

明日の「吉坊ノ会」は、19時開演。

当日券の受付は18時より。

ご来場、お待ち申し上げております。

No.196|受付無しCommentTrackback

大阪から東京へ。

2013/11/27(Wed)17:09

22日。無事に大阪の吉坊ノ会が終わりました事、感謝申し上げます。

久しぶりに高座へ掛けました「こぶ弁慶」そして、季節もの(?)「まめだ」。
それぞれに反省点はありますが、沢山の方にご来場賜りまして、ありがとうございました。

ぼんやりとはしておれず、もう来週は東京での吉坊ノ会が控えております。
その最中、昨日は渋谷 松濤にあります観世能楽堂での「大倉流祖先祭」にて、宝生流「田村」独鼓を打たせて頂きました。…つまり何をやったかと言うと、吉坊が鼓を打った、と、こういう事なのですが。
僕が、お稽古して頂いているのは、能で演奏される「小鼓」でして、今回の「独鼓」というのは、能の中の一部分をシテ(主役やってる人ですね)の先生に謡って頂き、僕が鼓を打つという演奏形態です。「宝生流」というのは謡のお流儀。「田村」は曲の名前。能の演奏にも色々あるという事でして、僕は5分ほどの出演でした。
5分と言うと、普段の落語からいうと極短いように思えますが、この5分の覚えられない事。ほんまに。つくづくと、お稽古大事と思いました(遅い)。普段と違って喋れませんし(掛け声のみ)、紋付袴やわ、舞台上に自分以外の人が居るわ、久しぶりに鼓をさわるわ(←ほとんど稽古行けなかった)、何度出ても緊張致します。

さて、来月4日は渋谷吉坊ノ会。
ふたたびエンジンを切り替えて、皆様のご来場をお待ちしております!
前売り券は未だ発売中との事!

No.195|受付無しCommentTrackback

あっちこっち

2013/11/11(Mon)13:48

少し曇って肌寒い、北九州は小倉の地より、吉坊です。

今年の秋は、めまぐるしい日々を過ごしております。いつもの東京・大阪はもとより、熊本に長崎、札幌に黒崎、明後日は宮崎と、行く先々であたたかく迎えて頂き、本当に感謝しております。

昨日は、いつもナビゲーターを務めさせて頂いている「五耀會」黒崎公演でございました。
いつも最高得点をたたき出す五人の舞踊家の先生方のお手伝いをさせて頂き、毎回得難い勉強をさせて頂いています。五耀會公演は、来年2月1日、兵庫県西宮市の芸文センターもありますので、是非足を運んで頂きたいです。僕もナビゲーターにて出演しております。
昨日の公演では、お客さんが笑顔でご覧に成っているのが印象的でした。僕も、こうして楽しんで頂けるような会をせねばと感じました。

そして、先日8日は師匠 吉朝の祥月命日でした。
丸8年という年月は、長いのか短いのか…いまだにこの時間の感触がつかめませんが、こうして落語家として生きていけるのも、師匠がいてくださったからこそと改めて感謝と、稽古場で写真に手を合わせつつ、気を引き締めました。
まだまだ師の影を遠く追いかけるばかりですが、楽しんで頂けるように精進します。

さて、今日は小倉 永照寺さんにて松尾貴史さんとの第二回の二人会です。
去年に引き続き、お声掛かりを頂き感謝です!
当日券も有るとの事、18時半開演ですのでコチラも是非。

そして、
22日の繁昌亭吉坊ノ会、そして12月4日は渋谷伝承ホールでの吉坊ノ会が近づいてまいりました。

是非とも、皆様のご来場をお待ちしております!

No.194|受付無しCommentTrackback