更新になってしまってすんません、吉坊です。
7月は、あっ!という間に走り去って行きました。
徳本寺さんでの恒例一門会。今年のご趣向は、長い落語を3分で、短い小咄を3分で、という「…大丈夫か?」という不安のよぎるテーマでしたが、一門奮闘努力いたしまして(開演直前の楽屋は受験勉強さながらの空気でした)?無事に終演致しました。ご来場ありがとうございました。師匠と奥さんが、其処にいるような、緊張と安心とが綯い交ぜになる日でした。
僕は「口入屋」を3分で。普段35分くらいでしょうか?其れが3分で出来ました。やりゃあ出来るんです、ええ。でも何でしょう、今までやってた32分のぶんは何だったんだと少し…。まあご趣向ですから楽しんで良しとしましょう。9月の繁昌亭での一門会では、誰かが持ち時間5分になる為、この趣向は9月に引き継がれることになります。
さてさて、7月は僕にとっては「さばのゆ桂吉坊一人会」の周年月間でもありまして!今年も無事に3日間の4公演、初めてのお昼の会にも沢山のご来場有難うございました!浴衣特典と題しまして、浴衣(着物)でお越しの方に、謹製ウチワと尾贈りさせていただきました。なかなか好評だったようで、本人も気を良くしております。
3年が経ったんですねー。沢山の人に出会いました。キッカケを下さった、さばのゆ須田さん、席亭(保護者?)の西郷輝彦・松尾貴史ご両人には言葉に尽くせない感謝です!
これからも、もっと広く、深く、数多くご縁が繋がって行きたいと思います。その為にももっと精進しなければと、改めて思いました。
そのご縁から生まれた、木の屋石巻水産さん。やっと、伺う事が出来ました。
そして、初めて訪れた石巻で落語会。お座敷を使わせてくださった、会場の「滝川」さん。感謝です。ご来場くださった皆々様にも深く感謝致します。
震災直後、このブログにも書いたのですが、僕には僕のやれること、やるべき事があると強く感じました。今日も石巻では震度5強の揺れ。心配は尽きませんが、前へ進む皆さんの、元気のヒトカケラになれたらと思います。川開きの花火。もう90年くらい続いているとの事。元々水難事故で亡くなられた人への供養で始まったとの事です。派手派手しくあがる花火もキレイなのですが、昔ながらの一発一発、ドーンと上がる花火を眺めている、その間が心に沁みました。今回の石巻旅日記は、別記事で掲載したいと思います!
さて、出演情報が更新されました。
お呼びがかかれば何処へでも。
貴方の前の座布団の上に。
何なら、座布団片手に貴方のもとに。
お楽しみいただけますように!
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