緊急事態宣言とやらが解除され、街には人の足が戻りつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、僕らのような舞台のお仕事は、まだまだお客様を目の前にしてやらせていただくには日にちがかかりそうな気配です。
さて本日は、吉坊ノ会の延期公演の予定でした。が、会場である近鉄アート館が自粛閉館中、そして近鉄百貨店(の中に会場があります)も、18時までの営業ということで、再度、日延べをさせていただく運びとなりました。
延期のお知らせをした時にも再度ご予約いただいたお客様もあり、本当に申し訳ありません。
どんよりとして、いまにも泣き出しそうな空の下(←お天気としてはカッコウの吉坊ノ会日和)、僕も泣きたいところですが、、、と書いていたら降り始めました。残念無念。
再延期の公演は、11月10日です。4月5月のチケットをお持ちの方は、そのまま引き続きお使いいただけます。
なかなか、歯がゆいところですが、色んな心配事を抱えてお越しいただくより、少しでも日常が戻り、お楽しみいただける日が必ずまいりますので、皆様今しばらくゆるゆるお待ちいただければ幸いです。
今回、11月の公演では演目が変わりまして、明治時代に発行されました「三都勇劔傳 大丸屋騒動實記」という作品をやらせていただきます。上方落語「大丸屋騒動」の元となった事件、様々な人の手に渡る妖刀と翻弄される人々の様子が、少しでもご覧いただければと存じます。
ひとまずは皆様、どうぞまだまだ油断は禁物、お体ご自愛くださいませ。
吉坊 拝
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