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桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


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2025/03/15(Sat)22:27

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ご無沙汰をば。

2015/08/19(Wed)23:49

すみません、ブログを始めてから、「ブログの更新が遅い」といつも言われ続けて早や幾年…。
辛抱強く見守ってくださる方々には重ね重ねお詫びを申し上げる次第です。

6月の繁昌亭の一週間から、更新をしていませんでした。すんません。

その前からパソコンがクラッシュし、修理に出したら新品で帰ってきまして、音源が全て吹っ飛びました。
iPhoneクラッシュは慣れてますが(困りますが)、正直今回の被害は甚大でございます。

7月は、経堂さばのゆにて、吉坊一人会5周年と言う事で、毎日ゲストを御迎えしての一週間興行をさせていただきました。ちなみにこの5周年に関しては、特別号?冊子を製作中でございますので、皆様に是非お手にとっていただけますように。
7月と言えば徳本寺。今年もたくさんのご来場で、本当にありがとうございました。来年も、ある、と思います。スケジュールは確認したので。

先月から今月にかけて、上方歌舞伎若手の会「晴(そら)の会」が近鉄アート館でございました。出演の片岡松十郎さん、片岡千壽さん、片岡千次郎さんは上方歌舞伎塾第一期卒業生の名題の方々。初舞台も、年齢もほぼ同じの方々の会で、縁あって落語をもとにした御芝居の台本を書かせていただきました。
御稽古から本番、かかわらせていただいたことは、僕にとりましても大変にええ経験させていただきました。
ちなみに、こんげつ22、23日には、国立文楽劇場におきまして、「上方歌舞伎会」にお三方ともご出演です。ぜひぜひ御運びくださいませ。

悲しい事も多々ございました。
つい最近で申しますと、源大夫師匠、加藤武先生、ロイヤルホース關さん…。
加藤先生は、最後の会になりましたお江戸日本橋亭。楽屋に伺うと袴を付ける前の黒紋付の尻からげ、定九郎かと思いました。「義経みちのく送り」「八世市川中車」。楽屋で豪快に笑い、秋の御芝居「すててこてこてこ」の話、「最近米朝さんのCDを聞くんだよ」という話から「生きてる時はさ、ヨォヨォってほめてばっかりでさ、もっと訊いときゃ良かったなあって思うんだよ。年寄りの話は聞かなきゃいけないよ。…(ふと間があって)、俺のは聞かなくていいけどさ」なーんて、イエイエそんなことないです、とか言うて笑ってはったのに。まだまだ、まだまだ聞きたい事だらけでした。もうすぐ三七日ですか、でもどこかで信じられないです。
ああ、なにやら長文になってきました。

今月は、落語以外のことも多くさせていただいてます。上方舞、文楽の司会、鼓、、、道頓堀盆踊り(←なんと、ギネス世界記録更新、2025分の1になれました)!
二十五日の天神寄席では「浮かれの屑より」(サゲを新しく考えてみました)、寄席の踊りとして「ずぼら」をば。


生きてる限りは楽しんでいただき、そして生きる事を楽しめれば、いいなあと思います。

秋の吉坊ノ会の、詳細告知がもうすぐできそうな今日この頃。
まだまだ暑い日もあるようです。皆様、お体くれぐれもご自愛くださいませ。
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No.225|受付無しCommentTrackback

ありがとうございました。

2015/06/22(Mon)17:02

第9回繁昌亭大賞奨励賞受賞を記念致しましての一週間。
過分にも、トリをとらせていただきました。

先輩、師匠がたが、毎日舞台を盛り上げてくださり、渡していただく高座はいつもやりやすく、毎日嫌がらせかと言うような芝居噺の連発に、おつきあいくださった三味線のお師匠はん、鳴り物の皆様。本当に幸せな一週間でした。また、口上の場では、師匠や大師匠の思い出をはじめ、あたたかいお言葉を頂戴し、本当に嬉しくまた気の引き締まる思いでした。

また、たくさんのお客様に連日ご来場頂き、重ねて感謝申しあげます。

これからも、より楽しんでいただける芸人になるべく、精進致します、何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます。

(一週間分の筋肉痛が一気に来た)吉坊 拝

No.224|受付無しCommentTrackback

無題

2015/06/11(Thu)10:47

東日本大震災で、行方不明の方々が書類上「死亡」扱いになったのが、四年前の今日とのこと。これは、生き残った人が速く保険などの手続きを行えるように、そうなったという記事を見て初めて知る。

だいぶ前はよく、関西の人間というと「(阪神大震災の)地震の時は大変だったでしょ」と言われた。たしかに大変だった。それを心配してくれるのもありがたかった。
でもそれと同じように、そこにいない人をふと、でもいい。想ってくれるなら、それもまた、遺された者として、有り難い事だと僕は思う。

合掌。
そして、生きる人が生きることを諦めない世の中でありますように。


繁昌亭 いよいよ来週から吉坊がトリの一週間が始まります。

土日は前売り完売、当日券あります。
平日は、まだお席もありますので、どうぞ皆様、ご来場お待ち申し上げております。

http://www.hanjotei.jp/daytime/

No.223|受付無しCommentTrackback

6月15〜21日 

2015/05/25(Mon)15:41

天満天神繁昌亭 桂吉坊 第9回繁昌亭大賞奨励賞受賞記念ウィーク

13時開演(終演予定16時過ぎ)
一般前売り 2000円 当日2500円


残席情報

15 残席有り
16 残席有り
17  残席有り
18 残席有り
19 残席有り
20 完売御礼
21 完売御礼

チケット販売 
★繁昌亭窓口
★チケットぴあ (繁昌亭コード597−700)
0570−02−9999 
pia.jp/t

番組詳細 繁昌亭ホームページ http://www.hanjotei/jp

No.222|受付無しCommentTrackback

ご来場ありがとうございました!

2015/04/16(Thu)16:26

無事に、2015年春の吉坊ノ会ができました。ご来場の皆様方には心よりお礼申し上げます。

ゲストでご出演くださった松浪千壽師、千紫巳恵佳師。あえて東西逆の出番をお願いしました趣向を、お楽しみ頂けたようで安堵しております。

また今回は、はめもの(囃子)入りのややこしい二席を大阪は浅野美希さん福丸さん愛染さん天使さん、そして米左兄、東京は松本優子さん市弥さん花ごめさんなな子さんに一知さんと、たくさんの方に支えていただきました。あの少ない準備時間の中で、よくぞやってくださったと感謝しております。

また、受付に携わってくださった方々も、毎回僕は舞台の事だけを考えていればいいと言うようにしてくださる。本当にありがたい事だと思っております。

「そってん芝居」。マクラでは色々と申しましたが、僕は今後とも磨き続けたいと思いました。うちの師匠に、人生のタイムリミットがもう少し先にあれば、きっと再演を重ねたのではないかと思います。想像以上に、技術的に容易くできる演目ではありませんでしたが、お客様から「滅ぼすな」とのお声も多数いただき、これからもやらせていただきます。

「そってん芝居」はもちろんですが、「天神山」にも思い入れ、また師匠先輩方の高座の記憶が僕の中にあります。あれも言いたいこれもやりたいと、稽古をするたびに悩みましたが、今回のような形に収まりました。

反省は山ほどありますが、まずは会が無事に終わりました事、感謝申し上げます。

なんと次回は11月25日(近鉄アート館)12月1日(渋谷伝承ホール)と決まっております。
演目、出演者決まり次第に、お知らせいたします。また今後とも、よろしくお願いいたします。

吉坊 拝

No.221|受付無しCommentTrackback