忍者ブログ

桂吉坊公式ブログ「坊's 茶屋」


[PR]

2024/11/21(Thu)14:04

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

吉坊ノ会 御礼

2023/04/27(Thu)15:35

先日4月25日は近鉄アート館に於きましての「吉坊ノ会」ご来場まことにありがとうございました。
「書割盗人」初演。「質屋蔵」「天神山」そして、助演には上方唄(と言いつつ地唄も)で。松浪千壽さんにご出演いただきました。出囃子などを弾いてくださる浅野美希さんにもご登場いただき、豪華な番組となりました。
勝手に菅楯彦画伯を偲んだ会でしたが、大阪の古き良き、、、と昔を懐かしむばかりではなく、噺の世界にもその景色をご覧いただけるよう、精進したいと思います。
次回の近鉄アート館[「吉坊ノ会」は12月を予定しております。早い目にお知らせできるようにと思います。
まずは、御礼申し上げます次第でございます。

桂吉坊 拝
PR

No.280|受付無しCommentTrackback

【吉坊ノ会 御礼】

2022/06/29(Wed)08:09

昨夜は、吉坊ノ会ご来場賜りました皆々様に感謝申し上げます。


急な梅雨明け、おまけに晴天猛暑という、ある意味ウチの会らしい異常気象の中、近鉄アート館に足をお運びいただき、ありがとうございました。



…あんなに前半二席が長いと思ってませんでした(←お前が言うな)。


自分が今、此の噺をどう伝えたいのかを考えました。その善悪は勿論、御覧いただいた皆様にそもそも伝わったのか?という課題は山盛りなのですが、まず三席ともサゲ迄たどり着きました。


あのサゲもこの終わり方も、次回はどうなる事やらですが、自分の会ということでお客様に甘えてやらせていただきました。やって初めて感じた事もあり、また工夫を重ねます。



また、ゲストのナオユキ兄のお力添え無くしては、三席そして会全体がまとまる事は無く、改めて感謝です。今回あれだけの「ぶっつけ」お囃子を対応してくれた浅野さん、聞いた事もないネタでその場で鳴物を入れる恐怖を乗り越えた呂翔・弥壱のお二人、君らは偉いです(誰のせいやねん)。



スタッフの方々も、毎度本当に安心してお任せできる皆様、ありがとうございました。
東京は11月9日、大坂は12月6日が次回でございます。また工夫を重ねて挑みたいと存じますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
それではこれから東都へ、TBS落語研究会のため伺います。
吉坊 拝

No.279|受付無しCommentTrackback

坊ん倶樂vol.2

2022/03/26(Sat)22:30

桜が一斉に咲き競う今日この頃でございます。

先日は「坊ん倶樂 vol.2」たくさんのご来場有難うございました。まだまだ油断はできませんが、繁昌亭は客席数の制限がようやく無くなり、客席に空席なくお座りの光景に嬉しさはもちろんですが、あまりに久しぶりのせいか、一瞬驚いてしまいました。
第一回のゲスト あさ吉兄に続き、第二回は吉弥兄にご出演いただきました。兄弟子から聞く師匠像は、懐かしくもまた初めて伺う事もあり、僕自身が楽しくまたありがたい時間でもありました。師匠がなくなり17年、改めて舞台上でその時の流れに驚きます。

次回は5月17日。よね吉兄をお迎えしましてのvol.3でございます。
6月28日には、恒例の近鉄アート館での吉坊ノ会も控えております。
一つ一つ、お楽しみいただける高座を勤めたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

雨の中に咲く桜もまた、風情のあるものです。濡れて色増す花の雨、晴れても降っても花は花。見る人の心一つで印象が変わる、不思議です。

No.278|受付無しCommentTrackback

十日戎の日

2022/01/10(Mon)18:22

さてみなさま、新年が明けまして早や10日となりました。
旧る年は吉坊ノ会をはじめ、寄席や様々な舞台、配信などお力添えをいただき、まことにありがとうございました。このようなご時世の中、なんとか吉坊ノ会ができましたのは、大きな出来事でした。しかし、小さな落語会や、まだまだ元のようにはいかないところもあり、歯がゆい限りですが、今年も一つ一つのお仕事を丁寧に、つとめてゆきますので、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

そして、今日1月10日は、僕が師匠 吉朝のもとに入門をした日です。思い起こすこと平成11年1999年のことですから、23年前!!!
何とか落語家として活動ができるのも、師匠また大師匠、お客さま方周りの皆様に支えていただいたお陰と感謝申し上げます。
いつもですと、9日は道頓堀の戎舞台、10日は上方舞山村流宗家の山村友五郎さんの「宝恵駕」行列についていかせていただくのが入門日の恒例ですが、去年に続いて今年も舞台と行列は中止。。。仕方がないとはいえ、何か行事を忘れているようで頼りない気がいたします。
その代わり、ではないのですが、今まで知らなかった8日の日に、天王寺楽所雅亮会さんによる、今宮戎での奉納舞楽へお伺いしております。何かとご縁が繋がるのが不思議です(不思議だからご縁なのか?)。

また、オミクロンなる厄介なのも増えております。いつまた去年や一昨年の悪夢が再来かと、ただただ手洗いうがい消毒に努めて祈るばかりです。皆様もどうかご自愛ください。

また、今年はあたらしい落語会を始めます。「坊ん倶樂」ボンクラ、です。
繁昌亭で二ヶ月に一度のペースでやらせていただく予定です。初回の18日には、ご来場の皆様に初回限定の何かもある予定ですので、ゲストの桂あさ吉兄さんの出演同様、どうぞお楽しみにしていただきまして、皆々様のご来場、どうぞよろしくお願い申し上げます。
チケットは、ぴあはほぼ完売ですが、まだ、さかいひろこworksさんでお取り次ぎしております。
→ info@sakaihirokoworks.net

No.277|受付無しCommentTrackback

吉坊ノ会 御礼

2021/12/16(Thu)18:58

2021年11月10日、12月13日 と、東西の会場にて「吉坊ノ会」を開催させていただきました。
沢山のご来場、まことにありがとうございました。

「風の神送り」「死神」「貧乏神」という、なぜかカミサマ三題ということで、「死神」「貧乏神」はこの度初演いたしました。「風の神…」は、以前から舞台に掛けておりますが、もう2席とともに今回、うちの師匠(吉朝)のやりません演目でしたので、いつもと勝手が違うと言います。師匠というお手本のイメージがない分、自分でどの言葉を選んで行くか、判断をせねばなりません。かつ、先人の遺された音源や速記、資料をひっくり返してというのはいつも通り?の「もっと普段からやってれば、、、」とヒーヒー言うておりました。
それでもなんとか無事に今年の吉坊ノ会が開催できまして、ご来場の皆様、スタッフはじめお囃子の方々、そして東西共通ゲストで客席も楽屋も度肝を抜いた桂小すみさん、大感謝でございます。

また、今回の会の間には、自主公演「ことのは会」。去年からお仕事で勉強させていただいております天王寺楽所雅亮会さんのフェスティバルホール、日本舞踊五耀會特別公演(国立劇場)、日本舞踊協会関西支部の文楽劇場公演、そしてNHK「にっぽんの芸能」など、今までにない、もしくは今までにも増して充実した会のお手伝いを仰せつかりまして、責任重大ながら、とても楽しく舞台を勤めさせていただきました。関係者の皆様には本当に感謝申し上げます。

さて、ありがたくも年末ギリギリまで、お仕事頂戴しております。
来年は、元旦の初席に始まり、「坊ん倶楽(ぼんくら)」と言う新たな会も繁昌亭で始めます。
みなさまがたのご贔屓のほど、よろしくお願いいたします次第です。

No.276|受付無しCommentTrackback